近づこうとするほどに遠ざかり、理解しようとするほどに謎が深まる.........。
L.v.ベートーヴェン(1770-1827)の後期音楽に対する憧れと畏怖の念は、
日増しに膨らむばかりです。
とりわけ、創作人生のすべてが注ぎ込まれた最晩年作、5曲の弦楽四重奏曲群は、
異次元の精神性と圧倒的な音楽的密度によって、音楽史のなかで威容を誇っています。
本コンサートシリーズでは、5回にわたってこれらを成立順に取り上げ、
様々な角度から掘り下げていきます。

ベートーヴェン後期弦楽四重奏曲
コンサートシリーズ

新日本フィルメンバーと仲間たち